2011.10.13
東北地方被災地視察
平成23年10月3日~5日 空知建設業協会 会員15名で東日本大震災の被災状況を視察してきました。
3日には国土交通省 東北地方整備局 仙台河川国道事務所 所長 桜田昌之様をお招きし、仙台河川国道事務所管轄の被災状況、復旧状況についてご説明して頂きました。
特に、栗原町など内陸部は耐震補強をしていたため震災の影響は少なかった事。また、亘理町・山元町にある堤防は決壊したが海岸線と平行に走っている仙台東部道路(海岸より約2~3㎞ほど内陸側)は盛土高5~10Mあったため、その道路が堤防代わりになり、それより内陸部側には被害が少なかった事などの説明を聞き、改めて基盤整備の必要性を感じました。
最後には、道路上に設置している定点カメラからの震災直後の映像や、海岸線沿いを上空から撮影した映像など貴重な映像を拝見させて頂きました。
4日は東松島市・石巻市・南三陸町・気仙沼市、5日は亘理町・山元町・岩沼市を視察してきました。
南三陸町水尻橋仮橋 7月6日 通行可能
南三陸町歌津大橋 橋桁が津波で流されている
気仙沼港 地盤沈下で海水が流入 道路は70cm盛土してあった
気仙沼市小泉大橋 6月26日 仮橋開通
橋脚部 橋桁が全て上流に流れた
海水により杉が枯れている
岩沼市 岩沼海岸 堤防復旧工事
土のうの耐久年数は3年