2014.04.25
平成26年度IT講習会「建設業に関わる人のための最新技術活用セミナー」の開催!
平成26年4月23日(水)、平成26年度IT講習会の第3弾として「建設業に関わる人のための最新技術活用セミナー」を開催致しました。
今回の講習は、株式会社岩崎の 進藤 康裕 様、千葉 誠一朗 様の2名にご担当していただきました。
講習会講師 進藤 康裕 様
午前中は進藤様からの講演として、CIMの概要、活用事例、今後の展開等について説明が行われました。
CIMとは、Construction Information Modelingの略で、3次元データを活用することで効率化を図る手法のことです。
北海道開発局においてもモデル事業が施行され、その導入準備と対策が必要不可欠なことから、基本から活用事例、実際にソフトウェアの操作を交えながらの説明となりました。
13時からは情報化施工について、進藤様から講演があり、昨年の情報化施工導入実績、各種情報化施工技術の紹介、実際に起こった問題などについて説明をいただきました。
15時からはタブレットPCについて千葉様からご講演があり、タブレット端末の普及状況、クラウド技術等の紹介、建設現場におけるタブレットPC活用の方法として、実際に業務で利用できるアプリの紹介など、電子化による業務効率化の実現に向けた講演となりました。
【当日プログラム】
●ここでしか聞けない多次元データ活用セミナー(10:00~12:00)
近年の建設業界ではCIM(Construction Information Modeling)と呼ばれる新しい建設生産システムが話題となり、普及と導入に向けて次々と取り組みが進められている。
北海道開発局においてもモデル事業が試行され、もはやCIMの導入準備と対策は必要不可欠。
本セミナーではCIMの基本から具体的な現場活用事例まで、ソフトを用いたデモンストレーションを交えながらの説明。
●第2部 いまさら聞けない情報化施工(13:00~15:00)
情報化施工の採用件数が増加する中、品質や効率向上などのメリットがある反面、本技術についての基本や取り組み方について知っているかどうかが、実施工やデータ取りまとめの効率に大きく影響する。そこで、情報化施工の基本や留意点に関し、実際の導入現場事例とともにご紹介。
●第3部 みんなが知りたかった建設現場でのタブレットPC活用術(15:00~16:30)
ここ数年で急速に普及しているタブレツトPC。ノートPCよりも手軽でスマートフォンよりも画面が大きいタブレットPCは、建設現場の生産性向上ツールとしても大きな可能性を秘めている。本セミナーでは、建設現場での活用方法や様々なアプリケーションを事例とともにご紹介。