2018.05.24
平成30年度IT講習会について
平成30年度IT講習会を4月25日(水)、5月14日(月)、15日(日)の3日間で開催致しました。
●4月25日(水)CIMとi-Construction講習・当別UAV、3Dスキャナ実演
午前中は空知建設業協会2階会議室にて講習を行い、株式会社岩崎の佐々木様に講師を担当していただきました。
講師 株式会社岩崎 佐々木 様
i-Constructionの目指すものは何かということを中心として、生産性の向上などのメリットについてや、現在利用されているあるいは今後の活躍が期待される機器についてのご説明をいただきました。
午後からの講習では、㈱岩崎 情報化施工試験フィールド(当別町ビトエ)に移動し、3Dスキャナの実演を行いました。
取得した点群データをパソコンに取り込み、不必要なデータの削除や点群への色付けなどを行い、使える状態にまで処理していく一連の流れを説明していただきました。
UAV(ドローン)の実演も行う予定でしたが、あいにくの雨天のため屋外での飛行はできず、屋内での簡単な飛行の実演のみとなりました。
また、屋内にてUAVの実機を見せていただきながら、機体の仕組みや取扱い、バッテリーや法規についての注意事項についてお話をいただきました。
●5月14日(月)3D-CAD スケッチアップ初級講習
この日の講習は、株式会社アイティエスの 徳田孝次 様に講師を担当していただきました。
株式会社アイティエス 徳田 様
スケッチアップの基礎知識や基本操作、3D-CADの活用例等を説明していただき、その後実際にボックスカルバートの作図を行い、完成したものを動画ファイルとしてアニメーション化するまでの講習となりました。
●5月15日(火)農業土木の現場で活躍するICTツール
今回の講習は、株式会社建設システムの 大平 涼 様に担当していただきました。
講師 ㈱建設システム 大平 涼 様
午前中はA納図によるパイプカルバートや横断図の作図について、様々な機能を紹介しながらご説明頂きました。
午後からは、トータルステーションを用いて会場内にて測量を行い、取得したデータをA納図と連携する講習やICT土工に活用できる最新機器のご紹介などがありました。